あなたが既にアメリカAmazonもしくはカナダAmazonで輸出販売をしているのであれば、オーストラリアAmazonに進出する事でさらに売上げと利益を伸ばせるでしょう。
また、中には「オーストラリアAmazonは稼げる」と耳にした事がある人もいるのではないでしょうか。
実は、オーストラリアAmazonはサービスが開始されたのが遅いので、かなり新しい市場となっています。
なのでまだまだ日本人セラーが少なく、穴場になっているわけですね。
日本の商品も出品も少ないので、まさにこれから日本商品を販売し利益を上げていく事の出来る市場なのです。
これが、オーストラリアAmazonが稼げると言われる真相です。
なお、Amazonのアカウント登録方法や出品方法はどの国でも大きな違いはないので、問題なく販売できるでしょう。
Amazon輸出オーストラリア販売は既に米国やオーストラリアAmazonで輸出を行っている方はもちろん、
副業としてもオススメのビジネスですし、オーストラリア市場に参入してみたいという方に最適です。
こちらでは、Amazon輸出オーストラリア販売の方法について、登録や出品のやり方も解説します。
Amazon輸出オーストラリア販売を始めたいと思っている方は、是非参考にしてください。
Amazon輸出オーストラリア販売のメリット
Amazon輸出の販路としてオーストラリア販売をおすすめする理由は、以下の二つのメリットがあるからです。
- 公用語が英語
- 日本との時差がほぼない
公用語が英語
オーストラリアは公用語が英語であるため、オーストラリアAmazonも英語表記になっています。
そのため既にアメリカAmazonやカナダAmazonで輸出販売を実践されている方であれば、難なく実践できるでしょう。
ヨーロッパAmazonなどの場合は公用語が英語でないため、どうしても操作に戸惑ったり言語の壁によるストレスを感じやすいです。
そういった言葉の壁がないオーストラリアAmazonは、まさに始めやすい市場だと言えます。
Amazonのセラーセントラルや画面のインターフェイスはどの国でもほとんど変わらないので、例え英語が読めない方でも、操作に問題はないはずです。
日本との時差がほぼない
オーストラリアは日本のほぼ真下にある国なので、日本との時差はほとんどありません。
この時差が無いという点も、オーストラリアAmazon輸出の販売・発送の点で非常に有利なのです。
例えばアメリカAmazonで輸出販売をしている場合、アメリカとの時差は13時間ほどあるので日本のお昼はアメリカの真夜中になります。
こうなると、お客様へ連絡する時間なども時差を考慮しなければなりませんし、やり取りもなかなか進みません。
これに対しオーストラリアの場合は時差が2時間ほどしかないので、お客さんとのやり取りもスムーズに行う事ができるわけです。
Amazonからの大事な連絡も日中に来るはずなので、メールに気が付きやすく管理しやすくなりますね。
オーストラリアAmazonで出品者登録する方法
Amazon輸出オーストラリア販売を始めるための第一歩として、オーストラリアAmazonでの出品者登録が必須となります。
なお、すでにアメリカAmazonやカナダAmazonでアカウントを作成した事がある方は、流れが同じなのでスムーズに入力していけるかと思います。
始めて出品者登録をする方も、難しい項目はないので必要事項を入力していけば、簡単に登録できます。
オーストラリアAmazonの出品者の月額固定費用は、1ヶ月$49.95(GST含まない)となっているので、日本円で約3800円ほどです。
スムーズに出品者登録を進めるためにも、次の項で説明する銀行口座やクレジットカードの用意を忘れずに準備しておきましょう。
オーストラリアAmazonの売上金を受け取るには?
オーストアリアAmazonの売上金は豪ドル(オーストアリアドル)で支払われるため、海外口座が必須となります。
為替手数料などを考慮すると、現地通貨をベースとした海外口座を持つのが望ましいです。
しかし、日本に住んでいながら現地の銀行口座を開設するのは困難ですね。
そこで使えるのがWorldFirstやPayoneerなどの海外口座レンタルサービスです。
アカウントに入金された売上金はいつでも好きなタイミングで、日本の銀行口座へ日本円で出金が可能です。
Amazon輸出オーストラリア販売の出品方法と注意点
オーストラリアAmazonへの出品方法は、日本AmazonやアメリカAmazonで出品をするときとほとんど同じです。
オーストラリアAmazonに対応している出品系のツールを利用すれば、一括で大量に出品する事も出来ます。
なお、中にはオーストラリアAmazonで出品できない商品や、通関を通れない商品が存在するので注意が必要です。
事前にしっかりと知識をつけておくことはもちろん、出品する前に必ず確認するようにしましょう。
以下がAmazon輸出オーストラリア販売の出品時に気を付けたいポイントです。
- オーストラリアAmazonに出品できない商品
- 輸送ができない商品
- 通関を通れない商品
- Amazon自体で販売できない商品
- オーストラリアAmazonの販売手数料
- 売れ筋の商品
それぞれについて、詳しく解説していきたいと思います。
オーストラリアAmazonに出品できない商品
オーストラリアAmazonで出品者登録が完了したら、いよいよ商品を出品していく事ができます。
ただし、オーストラリアAmazonに出品できない商品もあるので、事前にしっかりと知識をつけておくことが重要となります。
せっかく商品を仕入れたのに出品できない、なんてことのないように注意しましょう。
輸送ができない商品
オーストラリアAmazon輸出では、オーストラリアに商品を送る必要が出てきますが、郵便局や国際宅急便で輸送できない商品というものがあります。
例えば、花火やクラッカーなどの火薬類、漂白剤や酸素発生器などの酸化性物質は輸送自体ができないため、オーストラリアAmazonでは販売する事ができません。
こういった輸送の出来ない商品は、安全にかかわる事なので法律で厳しく定められています。
オーストラリアAmazonで販売したいと思った商品が、そもそも輸送可能かという点も事前にチェックしておくようにしましょう。
通関を通れない商品
オーストラリアの通関を通れない商品は、当然ながらオーストラリアAmazonで出品する事ができません。
通関できるかどうかはオーストラリアの国内事情も関わってくるので、事前にしっかりと確認しておく必要があります。
Amazon自体で販売できない商品
オーストラリアAmazonでは、出品禁止商品であったり出品規制商品であったりと、Amazon自体で販売できない商品があります。
また、以前は販売できていた商品でもいきなり販売が禁止される事もあるので、出品の都度気を付けたいですね。
時期によって販売が規制される場合もあるので、必ず商品リサーチ時に確認するようにしましょう。
オーストラリアAmazonの販売手数料
オーストラリアAmazonでは、日本AmazonやアメリカAmazonと同様に月額費用がかかります。
オーストラリアAmazonの販売手数料の仕組みは、AU$49.95 + GSTとなっていますが、
このGSTというのは「Goods and Services Tax」の略になっており、日本で言う消費税のようなものです。
Amazon輸出オーストラリア販売ではGSTが利益に大きな影響を及ぼすため、正確な利益計算を行うようにしましょう。
オーストラリアで人気の日本製品
オーストラリアAmazonでの売れ筋商品は、日本やアメリカで売れている商品とは異なります。
なので、売れ筋の商品を調べるときは、オーストラリアAmazonの中で人気商品を探すようにしましょう。
以下はオーストラリアで人気の日本商品の一例です。
- 日本の食品・お菓子:日本のお菓子や食品がオーストラリアで人気です。特に、さくらんぼの形をした「さくらんぼマン」や、キットカットのさまざまなフレーバー、おにぎり、ラーメン、寿司などが人気です。
- コスメ・スキンケア製品:日本のスキンケア製品やコスメブランドもオーストラリアで支持を受けています。例えば、資生堂(Shiseido)、カネボウ(Kanebo)、花王(Kao)などのブランドの製品が人気です。
- テクノロジー製品:日本のテクノロジー製品もオーストラリアで注目を集めています。カメラ、ビデオゲーム、エレクトロニクス製品などがその一例です。
- ファッションアイテム:日本のファッションアイテムも一部で人気です。和服、着物、浴衣などの日本の伝統的な服装や、日本のストリートファッションがオーストラリアで注目を集めています。
- 文房具:日本の文房具はデザイン性や機能性が高く、オーストラリアでも人気です。万年筆、ノート、シール、文房具セットなどが評価されています。
- アニメ・マンガ関連商品:日本のアニメやマンガは世界的に有名であり、オーストラリアでも人気があります。アニメキャラクターグッズやマンガ本、フィギュアなどが愛されています。
- 緑茶・抹茶製品:日本の緑茶や抹茶を使用した製品が人気です。抹茶ラテ、抹茶スイーツ(抹茶アイスクリームや抹茶チョコレート)、緑茶パウダーなどが愛されています。
- ユニークなギフトアイテム:日本はユニークなギフトアイテムを提供しており、和風の雑貨や伝統工芸品が人気です。折り紙セット、和紙製品、陶器、骨董品などが人気のギフトアイテムとなっています。
- ヘルスケア製品:日本の健康食品や健康補助食品もオーストラリアで支持されています。健康茶、サプリメント、酵素ドリンクなどがその一例です。
- クラフトビール:日本のクラフトビールがオーストラリアで注目を集めています。日本各地の醸造所から輸入されるクラフトビールは、その個性的な味わいが評価されています。
- 和食材料:オーストラリアでも和食が人気であり、日本の調味料や食材も高く評価されています。醤油、味噌、だしの素、海苔などがその例です。
- 日本の映画・音楽:日本の映画や音楽も一部で支持を受けています。アニメ映画や日本のアーティストの音楽がファンに楽しまれています。
- 日本の雑貨・インテリア:和風のインテリアアイテムや雑貨もオーストラリアで人気があります。和風のテーブルウェア、お茶セット、庭園用具、絵画などが人気のあるアイテムです。
- カープロダクツ:日本の自動車メーカーの製品やアクセサリーが、車好きなオーストラリア人に支持されています。日本製の車用品やカーアクセサリー、タイヤ、ホイールなどがその例です。
- 健康・美容グッズ:日本の健康や美容に関するグッズも人気です。美容器具、マッサージ機器、健康グッズなどがオーストラリアで注目を集めています。
- クラフト・DIY商品:日本のクラフト用品やDIYグッズもオーストラリアで人気があります。折り紙キット、刺繍セット、ペーパークラフトキットなどが愛されています。
- 日本の電子機器:日本の電子機器もオーストラリアで人気があります。カメラ、デジタル家電、スマートフォンアクセサリーなどが注目されています。
- 和茶・日本茶:日本茶がオーストラリアで愛されており、緑茶や抹茶だけでなく、日本各地の様々な茶葉が楽しまれています。
- 日本の電化製品:電子辞書、電子書籍リーダー、ゲーム機など、日本の電化製品も一部で支持を受けています。
- 家庭用品・生活雑貨:日本のプラスチック製品、キッチン用品、掃除道具など、日常生活に役立つさまざまな家庭用品がオーストラリアで人気です。
オーストラリアAmazonでFBA販売を行う方法
オーストラリアAmazonではFBA販売が可能ですが、オーストラリアまで商品を輸送しFBA倉庫に納品しなければなりません。
FBA出品の最大メリットは、購入された商品をAmazon自身が梱包し発送、カスタマーサービスまで代行してくれるので、販売の負担が非常に軽減される点ですが、
オーストラリアに自分で納品しなければならないとなると、FBAとしてのメリットが薄れてしまいいます。
そこで、積極的に活用していきたいのが、Amazon輸出代行業者です。
もちろん、代行業者を利用する分、手数料がかかるというデメリットはありますが、それ以上に大幅に手間が省けるので自由な時間が増えます。
結果として、代行業者を利用したほうが効率が良く、Amazon輸出オーストラリア販売での売上げも増えると言えます。
個人で商品をオーストラリアAmazonのFBA倉庫に納品する場合、商品に問題があったり税関でトラブルが起きたときにスムーズに対処ができません。
複雑なやり取りが発生し、無駄な時間とコストが発生する可能性もあります。
Amazon輸出代行業者に委託する場合は、こういったトラブルにもスムーズに対応してくれます。
なので、確実に安心してオーストラリアに輸送できるというわけです。
オーストラリアAmazonでFBA販売する際は、Amazon輸出代行業者の利用が必須でしょう。
Amazon輸出代行業者の選び方
Amazon輸出代行業者を選ぶときはもちろん料金面も大事ですが、検品の丁寧さやカスタマーサービスの充実、納期などを重視するようにしましょう。
安さだけで輸出代行業者を選んでしまうと、納期に何週間もかかったり、カスタマーに問い合わせをしてもなかなか返信が来ないなど、
せっかく代行業者を利用しているのにそのメリットが受けられなくなってしまいます。
また、検品をしっかりしていないとオーストラリアAmazonのFBA倉庫に着いたときに不良品が発見され、結局廃棄するか日本に送り返すかになってしまいます。
無駄なコストを発生させないためにも、検品作業は非常に重要です。
トラブルが起きたい際に迅速に対応してもらえるよう、カスタマーサービスがしっかりとした会社を選ぶ事も意識しましょう。
最後に
Amazon輸出オーストラリア販売の方法について、登録や出品のやり方を開設しました。
オーストラリアAmazonは、アメリカAmazonに比べて参入者がまだまだ少ないので、初心者でも稼げる市場になっています。
言語も英語で時差もないので、トラブルや顧客からのメールにすぐに対処できるのもメリットですね。
アメリカAmazonもしくはカナダAmazonで輸出販売をしているのであれば、オーストラリアAmazonに進出する事でさらに売上げと利益を伸ばせるでしょう。
是非、今回の記事を参考にAmazon輸出オーストラリア販売に挑戦してみて下さい。