日本からイタリアへの海外発送代行サービスは、日本の代行業者や国際宅配業者が提供しています。これらの代行業者は、イタリアへの配送に必要な手続きや手間を代行してくれます。
日本からイタリアへの海外発送代行サービスを利用する場合、以下の手順が必要です。
Amazon輸出海外発送の手順
イタリアへの代行業者の選択
日本の海外発送代行業者を選択し、配送費用や配送方法、手数料などの条件を確認します。
送料の安さで比較しつつ最終的にはコミュニケーションの質などで1社に絞っていきましょう。
商品の発送
出品者が商品を配送業者の倉庫や拠点に送ります。配送方法は、自己発送や集荷依頼などがありますが代行業者を利用する場合は代行業者へ商品を送り代行業社が受け取り、イタリアへ発送します。代行業者は、配送方法によっては追跡番号や配送保険を提供しています。
この際インボイスは自社で記入する必要があります。
インボイスとは
インボイスとは、商品の売買に関する書類であり、販売者が購入者に対して商品やサービスの料金の支払いを要求する際に使用されます。以下に一般的なインボイスの書き方を説明します。
- 送り先および請求先の住所・名称 インボイスの先頭に、送り先および請求先の住所と名称を記入します。
- 請求書番号 インボイスには、請求書番号を付与することが一般的です。これは、売買取引を特定するためのものであり、請求書番号はインボイス上部に記載されます。
- 請求日 請求書が発行された日付を記載します。
- 商品の説明 商品名、数量、単価、合計金額などを記載します。
- 送付方法 商品の配送方法や費用を記載します。
- 支払い方法 支払い条件や支払い期限を明示します。
- 税金 国や地域によって異なりますが、インボイスには、商品に対する消費税や輸入税などの税金が記載される場合があります。
- 合計金額 商品の合計金額、送料、税金などを合算した金額を記載します。
- 販売者の住所・名称 販売者の住所と名称をインボイスの最下部に記載します。
以上がインボイスの一般的な書き方です。なお、国や地域によってインボイスの書式や記載事項が異なる場合がありますので、出荷先の国や地域の法律や規制を確認することが重要です。また、英語での作成が必要な場合もあるため、英語に翻訳することも必要になります。
商品がイタリアに到着すると、イタリア国内の配送業者が商品を配達します。
請求書と支払い
代行業者から請求書が届き、支払いを行います。支払い方法には、銀行振り込み、PayPalなどがあります。
日本からイタリアへの海外発送代行サービスを利用することで、出品者は海外発送に必要な手続きや手間を省くことができます。また、代行業者によっては、配送費用や配送方法、手数料などの条件が異なるため、複数の代行業者を比較して最適な業者を選択することが重要です。
また輸送だけでなく販売も自社で行う場合は現地のVAT登録が必要になります。
VAT登録については以下の記事をご覧ください。