FBA納品に特化した代行業者では
委託者の作業的要素を
完全になくし、FBA納品を問題なく
できる状態まで荷物梱包して
海外FBA倉庫まで直送を行ってくれます。
煩わしい要素を一切なくすので
大変人気なサービス内容ではありますが
資本金等に不安がある方の場合
代行業者の「物流」能力だけを
借りたいという方もいます。
つまり、自分でできる作業は
自分でしてしまいたいという方ですね。
その様な方は
その様な方専用のプランが
用意されていることがありますので
そちらの検討をお勧めします。
S&K Logisticsで言うところの
「シンプル転送」がそれに該当しますが
ここで求められるものは
梱包作業は、FBA納品に関する
ルールに準拠しなければならない
という点です。
FBAにも明確なルールがありますので
それを無視すれば、納品拒否といった
事態になりかねません。
そこで、FBA納品に関する
梱包ルールを見ていきましょう。
個別包装されていないもの
ぬいぐるみや布製品等で
袋詰めがされていない
または商品が袋からはみ出してしまっている場合は
商品がむき出しとなり
埃や湿気で破損する可能性があります。
その様な場合には
FBAへの納品を拒否される恐れがありますので
適切な梱包方法が必要になります。
商品保護の為に
「袋」や「シュリンクラップ」で
丁寧に梱包を行わなくてはなりません。
また、商品本体に
個別のJANコードが貼り付けされている場合は
バーコードをシール等で隠します。
次に、商品を透明な袋に入れ
商品がはみ出したりしない様に
テープ等で梱包します。
梱包が完了したら
外側にFBA商品ラベルを
スキャン可能な状態で貼り付けて
梱包が完了となります。
複数印字されたバーコード商品
商品ラベルと
既存のバーコードの
両方が見えていると
誤った情報が登録されて
適切な在庫管理ができなくなる為
商品既存のバーコードは
必ず隠さなくてはなりません。
商品既存のバーコードが
複数ある場合も同様に全て隠さなければ
FBA納品ができません。
書籍全巻セット等のセット商品
書籍の全巻セット等
梱包材に収納されていない商品は
シュリンクラップで包むか
透明なビニール袋で梱包する必要があります。
その際、個別商品のJANコードが
見えない様にシール等で隠します。
梱包外側に、セット商品としての
商品ラベルを貼り付けなくてはなりません。
また、この場合には
開封厳禁シールを貼り付けてください。
商品の一部が外れやすいオマケ付き商品等
おまけ付き商品や
別冊付きの書物等の
商品の一部が剥がれやすい商品は
バラバラにならない様に
しっかりと固定する必要があります。
この様な商品は
袋に入れ、テープ等で口を
完全に閉じてください。
最後に、梱包外側にFBA商品ラベルを
スキャン可能な状態で
貼り付けて完了です。
バーコードラベルより小型な商品
小さな商品にも
商品ラベルは必要となります。
商品既存のバーコードを
隠してから、透明なビニール袋に入れ
FBA商品ラベルを貼り付けてください。
壊れやすい商品
壊れやすい商品は
出荷作業中や配送中に
破損する可能性がある為
緩衝材で包むか
保護用の外箱に入れてください。
また、外箱が壊れやすい場合には
外箱にも、エアクッションを巻いて
保護する必要があります。
保護用の梱包が終わったら
外箱にFBA商品ラベルを
スキャン可能な状態で貼り付けてください。
鋭利な部分がある商品
鋭利な部位がある商品の場合
角や先端がむき出しになっていると
作業者や購入者にとって
安全上の危険をもたらします。
尖った部分がむき出しになっている商品は
尖った部分をエアクッションで
完全に覆い、商品そのものも
エアクッションまたは保護用の
外箱で梱包してください。
FBA商品ラベルは梱包の外側に
スキャン可能な状態で
貼り付けてください。
CD,DVDの梱包ルール
CD,DVDを納品する場合は
商品にはエアクッション等を
巻きつけてはいけません。
輸送中の破損が気になる場合は
エアクッションを商品と商品の間に
挟んでおけば問題ありません。
組み合わせ不可商品
セット商品として販売する場合
個別の商品を、Amazonで組み合わせることは
行っていません。
セット商品として販売する場合は
必ず一つのパッケージに
纏める必要があります。
その場合、商品ラベルは
パッケージの上から貼り付けます。
使用できる梱包資材の紹介
納品時の梱包に使用できる緩衝材は
以下の通りです。
- エアクッション
- 各種クッション材
- 袋に入った発砲緩衝材
- 袋に入ったシュレッダー裁断紙
バラの発砲緩衝材や
バラのシュレッダー裁断紙等は
作業効率を下げ、商品に混入する場合があります。
品質低下や受領の遅延に
繋がる為ご使用が禁止されます。
最後に
AmazonFBAへの納品にも
商品種類に応じて
厳格なルールがあると
お分かり頂けたかと思います。
これらの作業を
全て代行してくれるところに
FBA代行業者の本旨があるのですが
Amazonでビジネスを始めた当初は
この工賃も節約したいところです。
その後、金銭で
これらの時間を買うことも
当然可能になってきますので
自分にステージに応じて
プランを検討されては如何でしょうか。